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1-2. セントラル空調のしくみ

セントラル空調方式とは、1箇所に集中した熱源装置(ボイラや冷凍機および搬送ポンプなど)で作った冷水や温水または蒸気を各階の熱交換器(空調機やFCUなど)に送り、建物全体の冷房や暖房を行う空調方式です。
セントラル空調方式は熱源機のイニシャルコストやメンテナンスコスト等がかかること、またそれらの設置スペース(主に地下階に設置)が必要なことから、延床面積10,000m2以上の比較的大型のオフィスビル、商業施設、病院、ホテルなどに採用されています。都市部では熱供給設備(地域冷暖房プラント)から冷水、温水または蒸気を受入れ、建物内に熱源装置を持たない地域冷暖房方式も多く採用されています。
なお、本解説では、以降、空調機を「AHU」、ファンコイルユニットを「FCU」、変風量ユニットを「VAV」として個別にご説明します。

1-2. セントラル空調のしくみ FCU 詳細ページ 熱源システム 詳細ページ VAV 詳細ページ AHU 詳細ページ
セントラル空調方式の設備構成

【用語解説】
AHU:エアハンドリングユニット(空調機)
FCU:ファンコイルユニット
VAV:バリアブルエアボリューム(変風量ユニット)
DDC:ダイレクトデジタルコントローラ

セントラル空調方式の設備構成
ゲートウェイ用 オープンネットワークDDC FCUコントローラ 室内設定器 AHU用 オープンネットワークDDC VAVコントローラ 室内設定器 熱源システム用 オープンネットワークDDC