エムエスツデー 2022年10月号

製品別情報

Products Review
グラフィカルメール通報装置(形式:GM30

扱いやすいグラフ画像を添えて異常発生時の状況をお知らせするグラフィカルメール通報装置(形式:GM30)

SLMP:Seamless Message Protocol(CC-Link IEとEthernet製品をシームレスにつなぐ共通プロトコル)
注. メール通報のご使用には、別途プロバイダが用意するメールサーバのメールアカウントが必要になります。
・オプション仕様により加算価格があります。詳しくは仕様書をご覧ください。

通報の種類は異常通報(異常発生通報、異常継続通報、異常復帰通報)と定時通報があります。
異常通報は監視する信号のいずれかで異常が発生するとメール通報をおこないます。
  以後は異常の継続または、すべての異常が復帰すると通報をおこなうため、メールの乱発が防止
  できます。
異常通報と定時通報には異なるメールサーバが設定できます。
  一方が不通となった場合は、もう一方のメールサーバの設定で通報できます。
定時通報で指定した日時にグラフを送信し、これを蓄積すれば長期間のトレンドがわかります。
インターネット経由での装置への接続が不要となり、不正なアクセスに対する危険性を削減
  できます。

グラフの画像を添えて通報する便利なメール通報装置です。

この度、エム・システム技研は、グラフィカルメール通報装置(形式:GM30)を発売いたしました。装置や設備に異常が発生したとき、あるいは異常発生の予兆があるとき、その状況をいち早く知り、関係者と情報を共有することはとても重要です。また、過去の記録から特定日時の記録を簡単に探しだせるアーカイブがあれば、とても便利です。
グラフィカルメール通報装置は、ネットワークでつながった入力機器(最大32台)の情報を監視し、異常が発生すると、そのときのトレンドグラフあるいはステータスグラフをPNG形式の静止画で作成し、メールに添付して送信します。受信者はメールに添付された写真を見るように容易にグラフ画像を確認でき、関係者に転送することもできます。またグラフ画像はPCにインストールされた汎用の写真アルバムアプリで簡単に過去の記録を閲覧したり、探し出したりすることができます。グラフィカルメール通報装置は、IoT時代の便利なメール通報装置です。

各部の名称

各部の名称

トレンドグラフ

異常が発生したとき異常にいたる経緯が記録された計測値のトレンドグラフ画像をメールに添付します。

トレンドグラフ
トレンドグラフ

トレンドグラフ

拡大図

ステータスグラフ

異常が発生したときの各種計測値の状態を色と数値でお知らせするステータスグラフ画像をメールに添付します。

ステータスグラフ
ステータスグラフ

ステータスグラフ

拡大図

状態の判定(トレンドグラフ、ステータスグラフ共通)

チャネルごとに測定範囲を最大5つの領域に分けて領域ごとに表示色と状態(正常、異常)を設定します。
測定値が領域をまたぐと、正常または異常を判断します。領域のそれぞれにディレー時間やヒステリシスを設定できます。

グラフ仕様・メール通報装置・装置仕様

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