エムエスツデー 2014年4月号

製品別情報

Products Review
表示の一切をタブレットに託した記録計。
タブレットレコーダ® TR30

表示の一切をタブレットに託した記録計。 タブレットレコーダ® TR30

これまでにない新しい概念に基づく記録計です。

 これまでのチャートレス記録計ではトレンド画面をはじめとする各種の監視画面を記録計本体の前面液晶パネルに表示するのに対して、タブレットレコーダ®は、一切の表示をタブレット端末のブラウザ画面に託す、これまでにない新しい概念に基づく記録計です。

 タブレットレコーダ®の本体は、データの収集と蓄積を行い、表示用のタブレットとの間は、Wi-Fiや有線LAN、あるいはインターネットを経由して接続します。タブレット側には、標準で搭載されているWebブラウザがあれば専用のアプリケーションソフトは一切不要です。また、タブレット独自の便利な機能や汎用アプリケーションソフトがそのまま利用できるため、使い方は無限に広がります。

機能説明

タブレットレコーダ機能説明
表示部がないので断然安い価格で、お届けできます。 種類が豊富で組合せ自由、しかも経済性が抜群です。最大では下記の点数を入出力でき、この中から32チャネル(ペン)の記録ができます。
・アナログ入力 32点
・接点入力 64点
・接点出力 64点
・パルス入力 32点
レコーディングユニットとI/Oカード2枚で、寸法がW100×H110×D109mmとコンパクトサイズです*1 *1 突起部は除きます。 大容量主メモリを搭載し、補助メモリに SD/SDHCカードを使用するため長期間のデータ記録・保存ができます。 10年を超える連続記録(サンプリング周期10秒以上)が行え、 メンテナンスフリーを実現します。

高精細画面、操作性抜群、タブレットだからこそできるこの機能。

高精細画面、操作性抜群、タブレットだからこそできるこの機能。
タブレットの高精細なディスプレイ上で、従来のチャートレス記録計を遙かに凌ぐ高い視認性と簡便な操作性を実現しています。 高速画面更新により、チャートは流れるようになめらかに動きます。 簡易Webサーバを内蔵しているため、IE、Firefox、Safari、Chromeなど、Web閲覧ソフト(ブラウザ)でご利用いただけます。アプリケーションソフトをダウンロードする必要はありません。 コメントのキーボード入力や音声入力、手書きメモなどについては、タブレットの標準機能やアプリケーションソフトの機能がそのまま利用できます。表示画面をキャプチャー(画像保存)すれば、プリンタで印刷したり、メールに添付して直ちに配信したり、クラウドで共有するなど、使い勝手は自由自在です。

● 画面はイメージです。 お断りせずに変更することがありますのでご了承ください。  
● エム・システム技研はスマートフォン(スマホ)端末・タブレット端末の販売および携帯電話通信事業を取り扱っておりません。

驚きの「サクサクな操作感!」ぜひ体験してください。

タブレットレコーダ®の画面紹介

タブレットレコーダの画面紹介
入力したコメントが トレンドグラフ上に 表示されます。 1ページあたり4ペンを表示します。
サンプリング速度は最速100msecから設定できます。
AI :%、実量値の数値表示
DI :ON/OFF に対応した文字列
PI :実量値の数値表示
DO :ON/OFF に対応した文字列

グラフを縮める、グラフを拡大する、
フリック1発!すぐ記録データ、グラフを重ねる
長い時間の変化や長いインターバルを置いた変化は、ピンチインでグラフを縮めれば一目瞭然です。 過去方向(画面右方向)にフリックするとシームレスにヒストリカル画面に移行します。 2つのグラフのうち一方を移動してもう一方に重ね、変化の違いを比べることができます。 微妙な変化のグラフは、振幅方向にピンチアウトすると変化を拡大して見ることができます。

その他画面

その他画面
メニュー画面、イベントサマリ画面、コメントサマリ画面
メニューはピクトグラムで表され、感覚的にワンタッチで目的の画面を選び、操作設定できます。 上下限警報やステータスの変化などのイベントが、時系列で一覧表示される画面です。 トレンド画面から入力したコメントが時系列で一覧表示される画面です。

● 画面はイメージです。 お断りせずに変更することがありますのでご了承ください。  
● エム・システム技研はスマートフォン(スマホ)端末・タブレット端末の販売および携帯電話通信事業を取り扱っておりません。

パネルから解き放たれ、広がる記録計の用途

パネルから解き放たれ、広がる記録計の用途

Wi-Fi 

 工場などの現場監視の用途では、オペレータがタブレットやスマートフォンを携帯して自由に現場を移動しながら、トレンドデータをチェックしたり、PCなら収集したデータを基に日報や月報を作成することもできます。

Wi-Fiでの接続例

FTP(File Transfer Protocol):ブラウザに標準装備されたFile転送のための機能


Internet 

 インターネットを経由すれば、世界中のどこからでもタブレットレコーダ®に接続して、PCやタブレット、スマートフォンでデータの監視や収集ができます。

インターネットでの接続例

LAN

 実験や研究などの用途では、デスクワークをしながら、離れた場所に設置された装置や設備の記録データを、タブレットやPCで閲覧できます。

LANでの接続例

*2 FTP経由、もしくはSDカードから取得したトレンドデータファイルを基に、ユーザプログラムにより作成
*3 IT60SW4は2014年6月発売予定です。詳細はお問合せください。

 

タブレットレコーダ® ハードウェア構成

タブレットレコーダ®ハードウェア構成

レコーディングユニット
製品名 代表形式
レコーディングユニット TR30

 

取付ベース
製品名 形式
I/O 2スロット
R30BS2
I/O 16スロット R30BS16

 

I/Oカード
製品名 形式
直流電圧/電流入力4点
R30SV4
接点入力16点 R30XN16A
接点出力16点 R30YN16□

レコーディングユニット、取付ベース、I/Oカードの
基本価格はお問合せください。

● 記載内容はお断りせずに変更することがありますのでご了承ください。


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