エムエスツデー 2005年10月号

ISO14001認証取得

(株)エム・システム技研 品質保証部 品質管理グループ

は じ め に

 常日頃エム・システム技研をご愛顧いただき、ありがとうございます。

 環境問題が全世界的な重要課題として認識され、京都議定書が発効したことは記憶に新しいところです。企業活動の中で、環境への負荷を低減することが社会的責任の一つになったといっても過言ではないでしょう。

 今回は、エム・システム技研がISO14001の認証を取得したことのご報告と認証内容について紹介させていただきます。

ISO14001の認証を取得しました

図1 ISO14001登録証 ISO14001とは、企業活動が環境に及ぼす影響を最小限にくい止めることを目的として定められた環境に関する国際規格です。最近ではISO14000シリーズ注)の認証取得が免許取得のように取り扱われることも少なくありません。このような状況の中にあって、エム・システム技研は2005年6月9日付で環境マネジメントシステムについての国際規格ISO14001の認証を取得しました。

 認証の内容は次のとおりです。

 登録番号:E1080
 登 録 日:2005年6月9日
 適用規格:JIS Q 14001:2004/ISO14001:2004
 審査登録機関:日本検査キューエイ株式会社
 登録事務所:本社、東京支社、中部営業部
 登録範囲:計装用変換器及び計装用避雷器の設計・ 開発、製造及び付帯サービス

環 境 方 針

 エム・システム技研は次の環境方針の下、環境負荷の低減に努めています。

(1)基本方針
 環境保全活動に取り組む責務があることを自覚し、企業活動を通じて環境負荷の低減に努める。

(2)行動指針
 環境保全への取り組みを重要課題の一つと位置づけ、基本方針の実現に向けて環境目的及び目標を定め、以下の指針の下で継続的な改善を推進する
 • 廃棄物の削減を推進する
 • 環境負荷の低減に寄与する製品の提供に努める
 • 環境法規類を遵守し環境を保全する

取り組み状況

 エム・システム技研では、環境への負荷を軽減する目的で、梱包箱や緩衝材の変更にも取り組んでいます。梱包箱についてはリサイクル可能なPET樹脂(ポリエチレンテレフタレート)を使用したもの、緩衝材については焼却時に有害物質を発生する発泡スチロールを使用しないポリウレタン製緩衝材、エアータイプ緩衝材などを使用しています(図2)。

図2 (左から)PET樹脂梱包箱、ポリウレタン製緩衝材、エアータイプ緩衝材

お わ り に

 エム・システム技研は、設定した環境方針に基づいて、今後も環境負荷の軽減に努めて参ります。

注)ISO14000については、本誌2005年4月号の「計装豆知識」をご参照ください。

−『エムエスツデー』Webマガジン化 −
エム・システム技研は、環境負荷の低減への取り組みの一環として、紙資源の削減に取り組んでおり、『エムエスツデー』のWebマガジン化をすすめています(2005年11月号から実施)。Webマガジンにすることにより、毎月約6万部(約2.6トン、年間では約31トン)の紙資源が削減できます。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。


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