品質管理体制

130項目におよぶ試験を行う品質管理の要
京都テクノセンター
京都テクノセンターでは、当社がリリースする全製品の形式試験を行っています。電波暗室、シールドルーム、温湿度・振動複合環境シミュレーションシステムとそれに付随する試験設備を備え、「電磁波対策(EMC*2試験)」や「性能試験」、「信頼性試験」など各種公的規格や社内規格に基づき130項目におよぶ試験を行い製品の妥当性、信頼性を確認しています。
シールドルーム
金属などの導電性の材料で遮蔽(しゃへい)し、その内部で実験を行うような試験設備をシールドルームといいます。京都テクノセンターのシールドルームは6m×6mと広く、複数の試験を効率よく行えます。

EMC指令*2で要求される試験項目 |
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温湿度・振動複合環境シミュレーションシステム 耐環境性能の向上と開発スピードの向上 |
![]() 温湿度・振動複合環境シミュレーションシステムとは、温度なら−40~+140℃、湿度なら20~90%RHの過酷な環境を再現できる恒温槽の中で、上下方向、水平方向の振動試験を複合的に実施できるシミュレーションシステムです。 |
![]() 当社は、品質向上への取組の一環として、品質技術およびテスト技術の向上に尽力している会社や組織を認定するスキームであるISTQB*3パートナーシップレベル「Silver Partner」を取得しました。 |
- *1. VCCI(Voluntary Control Council for Interference by information technology equipment):
- 旧情報処理装置等電波障害自主規制協議会。情報処理装置が発する電波の規制内容を協議する日本の業界団体
- *2. EMC(Electro Magnetic Compatibility):
- 電磁両立性と訳され、電磁的ノイズを機器に加えてその影響を確認する試験と機器から放出する電磁波や伝導性コモンモードノイズを測定する試験
- *3. ISTQB(International Software Testing Qualifications Board):
- 2002年11月に設立されたソフトウェアテスト技術者の国際的な資格認定を行う非営利団体