ホーム交換時期が一目でわかる寿命モニタ機能付Ethernet用避雷器が登場!
2019年10月10日
株式会社エム・システム技研
製品前面のモニタランプで 寿命を確認します。 |
株式会社エム・システム技研(本社:大阪市西成区南津守、社長:宮道三郎)は、電子機器専用避雷器「エム・レスタ® シリーズ」に、寿命モニタ機能付Ethernet用避雷器を2019年10月に発売し、法人向けに販売を開始しますのでお知らせいたします。目標販売台数は、年間3,000台です。
寿命モニタ機能付Ethernet用避雷器は、雷サージによる劣化や寿命を検知し、製品前面のモニタランプで表示します。避雷器の状態がモニタランプでわかるので、保守・点検作業を効率的に行うことができます。
また、LANケーブルだけでデータ通信と電源供給を行うことができるPoE(Power over Ethernet)に対応しているため、PoEを使用している機器(ネットワークカメラやIP電話、スイッチングハブ、無線LANアクセスポイントなど)の保護に最適です。
電子機器専用避雷器「エム・レスタ®シリーズ」
・DINレール経由で接地を行なう場合は、鉄や銅製の接地用DINレールをご使用ください。アルミニウム製レールは、酸化被膜によって本器と接地の導通性を阻害するおそれがあります。単体取付用DINレールはアルミニウム製です。接地端子経由で接地を行ってください。 |
避雷器は雷サージを受けると徐々に劣化します。そのため、避雷機能が失われる前にエレメントを交換する必要があります。寿命モニタ機能付Ethernet用避雷器(形式:MDCAT-A)なら、避雷器の状態がモニタランプでわかるので、保守・点検作業を効率的に行うことができます。
PoEは、データ通信で使用している信号線(LANケーブル)に電源を重畳して給電する技術で、IEEE802.3afとして規格化されています。PoE機能を使うことで、ネットワークカメラや無線ハブなどを設置する場合に、LANケーブルだけでデータ通信と電源供給が行えるため個別の電源配線工事が省略できます。
ラックなどへの高密度な取付けにも対応できるよう、DINレール取付構造を採用しています。接地用DINレールに取付ければ、接地線を1台ずつ接続する作業が省略できます。接地端子としてネジ端子も用意しているため、電線による接地もできます。また、DINレールに取付けたときにショートバーの一部がDINレールと接触する構造になっており、多連取付けする際に接地配線の手間を省けます。
DINレールでの多連取付 | ショートバーとDINレール取付 |
幅38mm、高さ93.5mm、奥行35mmと監視カメラ用の狭いキャビネットに余裕をもって収まるコンパクト設計です。
ビル管理システムや病院、工場、データセンターなど、社会インフラに関わる多種多様な設備でEthernetが使われるようになってきています。
寿命モニタ機能付Ethernet用避雷器を電源ケーブルと通信ネットワークも含めた信号ケーブルの両侵入路に設置することで、気候変動の影響や都市の高層化に伴って多発する雷の被害から、直撃雷サージだけでなく、誘導雷サージ(放電地点近くの送電線や通信ケーブルなどを介して静電誘導や電磁誘導により発生)などの高電圧サージエネルギーを吸収消滅させることにより、ほぼ完全に雷サージによる被害を防止することができます。
当社は、1973年に電子機器専用避雷器「エム・レスタ®」を開発しました。以来、信号用避雷器、回線用避雷器、電源用避雷器、太陽光発電システム用避雷器、ネットワーク避雷器など世の中の電子化に合わせるように機種を拡充してきました。今ではRS-485/422、Ethernet、CC-Link、DeviceNetなどの通信ネットワーク用避雷器が開発の中心を占めつつあります。大切なネットワーク設備を守る避雷器は当社にお任せください。
*1. 2018年9月時点
本件資料(PDF):2.3MB
製品写真・ロゴ(ZIP):6MB(製品写真JPG 6点、社名ロゴPDF 1点)
本件に関するお問合せ
・製品に関するお問合せ:(株)エム・システム技研 カスタマセンター
電 話: 0120-18-6321 / 06-6659-8200
e-mail : hotline@m-system.co.jp
・本プレスリリースに関するお問合せ:広報部
電 話: 06-6659-8202
以 上